札幌の塗装に関する助成金・補助金について
札幌で外壁塗装や屋根塗装をお考えの方、リフォームなどと一緒に塗装工事をお考えの方、
「助成金や補助金制度があるという事は知っていますか?」
塗装工事などのリフォーム工事は大きな金額がかかってきてしまいます。
「助成金や補助金があれば自己負担額が減り、助かりますよね?」
今回は札幌で行われている助成金とその際の塗装業者の選び方について紹介していきたいと思います。
助成金・補助金制度とは
助成金・補助金とは、リフォームや塗装工事などの費用の金額の何%かを各自治体により、保証してもらえる制度となります。
助成金・補助金の免除金額等は各自治体、制度によって異なります。
お住いの市町村で最新情報をご確認いただく必要がございます。
また、札幌市も色々な助成金・補助金があります。
どんな内容の助成金・補助金があるか気になりませんか?そういった内容をここで紹介したいと思います。
札幌の塗装の補助金や助成金はあるの?
今現在、札幌市における塗装工事の補助金、助成金は存在いたしません。
ですが、札幌では「エコリフォーム補助制度」と言われる制度が存在します。
「エコリフォーム補助制度」は塗装工事に直接的な補助制度ではありません。
残念ながら塗装工事だけを考えている場合は活用する事はできません。
しかし、「リフォームも一緒にしよう」とお考えの方は、補助金制度を活用する事でその金額を少しでも塗装工事に当て、お得に塗装を行うことができるかもしれません。
下記では札幌のエコリフォーム制度について記載しています。
札幌のエコリフォーム補助制度
札幌市内に営業所がある建設業の許可を受けた事業者が請負施工する省エネ改修を行う札幌市民に対して、改修費用の一部を補助するという制度となります。
札幌市住宅エコリフォーム補助制度は下記の通りになります。
『受付期間』
2020年度 5月8日(金)~ 5月21日(木)終了しています
9月4日(金)~ 9月17日(木)終了しています2021年度 5月6日(木)~ 5月19日(水)終了しています
9月1日(水)~ 9月14日(火)終了しています
※2022年度の予定はありませんが、リフォームの予定を考えている方は最新情報をチェックするといいでしょう
※受付期間内でエコリフォーム補助制度の補助金額の上限を超えた場合は抽選となります。
『補助対象』
- 札幌市民である事
- 札幌市納税者である事
- 申請者が法人の場合は本店・支店の所在場所が札幌市に商業登録されている営利法人
『補助金額の上限』
- 総工事費用(税抜)10%又は一戸建て当たり50万複数の場合は100万のいずれか少ない額を上限とする。
『エコリフォームの条件と箇所』
- 浴室の改良工事
- 浴室の部分改修
- 便所の改良工事
- 階段の改良工事
- 段差の解消工事
- 廊下の拡幅
- 手すりの設置
- 出入口の戸の改良
- 玄関前のスロープの設置
- 窓の断熱改修工事
- 床・天井・屋根・外壁全体の断熱改修
『札幌エコリフォーム補助制度の注意事項』
- 工事に着手する前に手続きを行って下さい。
- 件数が多い場合は審査に2か月程の日数がかかる場合があります。
- 同一住宅及び一市民に付き、1年間で1回までとなります。
- 新築、建替、販売目的の場合は対象外となります。
- 未登記物件や、差し押さえ住宅の場合は対象外となります。
- 建築基準を満たしていない住宅は対象外となります。
- 同じ工事個所で他の補助制度との併用は不可となります。
施工請負業者の条件及び提出書類
施工請負業者の条件
エコリフォーム補助金制度を活用するには、施工請負業者に条件があります。
建設業許可を受け、札幌市内に主たる営業所がある事業者である事です。
※国土交通省のホームページから建設業を取得している業者を検索することができます。
提出書類
エコリフォーム補助制度を活用するには、工事着工前と工事完了後に必ず提出しないといけない書類があります。
申請書提出書類は下記表の通りです。
申請書提出書類【工事着工前】 | 申請書提出書類【工事完了後】 |
補助金交付請書 | 工事完了報告書 |
工事見積の写し | 口座振込申請書 |
平面図・間取り図 | 請負契約の写し |
カタログ等の写し | 領収書の写し |
工事個所の写真 | 工事完了写真 |
住民票 | 出荷証明書 |
健物登記事項証明書 | 工事完了後の性能が確認できる証明書 |
その年の納税証明書 | 検査済証の写し |
同意書 | 住宅確保配慮者円滑入居賃貸住宅事業登録通知の写し |
上記表の通り、申請書類にはさまざまある為、エコリフォーム補助制度の申請手続きの代行や教えてもらえるリフォーム業者にお願いする事をオススメします。
エコリフォーム補助制度の塗装業者の選び方
上記、札幌のエコリフォーム補助金制度の【エコリフォームの条件と箇所】をご覧になられればわかりますが、エコリフォーム補助制度には塗装職人が行う作業はありません。
すなわち、エコリフォーム補助制度を行う会社は、塗装専門業者ではないという事が考えられます。
逆に塗装専門業者であれば、対象箇所の工事は専門外という事になります。
ここではエコリフォーム制度を活用した際の塗装工事の選び方を2つ紹介します。
リフォームとまとめてお願いする方法
リフォーム工事と塗装工事をまとめてお願いする事で、窓口が1社になる為、打合せなどの時間も短縮できます。
ただ、リフォーム工事と塗装工事のどちらかは専門外となります。
その場合、どちらかは必ず専門業者にお願いする為、外注になり、中間マージンが発生しどちらかは割高になってしまう可能性があります。
せっかく補助金が出たにも関わらず、自己負担は変わらないとなれば意味がありません。
※どちらも足場工事が必要になる場合には、まとめてお願いするのはオススメです。
足場代が一回で済む為、足場代の節約ができます。
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塗装専門業者にお願いする方法
エコリフォーム補助制度を活用できたとしても、塗装工事を行う時は、塗装専門業者をオススメします。
リフォームに関しては専門外になりますが、塗装工事に関してはプロになります。
塗装専門業者に頼めば、中間マージンが発生する事もなく、金額そのものを塗装工事の費用にあてる事ができます。
塗装工事において必要な知識、経験、技術を持っているので、塗装工事において失敗するリスクが低くなります。
「1社に任せた方が楽」という以外は、塗装専門業者にお願いしましょう。
まとめ
今回は、札幌で行われている助成金とその際の塗装業者の選び方について紹介いたしました。
補助金・助成金の使い方ひとつで今考え始めた工事がお得に行える可能性があります。
補助金・助成金等の制度にご自身の住宅があてはまっているかどうか、お願いをしている専門業者に確認するといいでしょう。
又、難しいお手続きを代行して行ってくれる業者もおりますので一度相談するといいかもしれません。
また、毎年制度が異なる場合や新しい制度が増える可能性もございます。
お住まいの市町村で最新情報を確認するといいでしょう。