札幌の塗装専門業者でならないといけない理由
札幌市、札幌近郊で外壁塗装や屋根塗装を検討するなら塗装専門業者に直接お願いする事をオススメします。
まず初めに抑えておきたいのは塗装工事を作業するのは塗装専門業者=職人という事です。
さまざまな業者が塗装工事の広告や宣伝などをしていますが、その業者も実際に塗装をするのは塗装専門業者=職人です。
今回は、塗装専門業者にお願いする事のメリットや塗装専門外の業者にお願いする時のデメリットなどを解説します。
塗装業界のしくみ【多重構造】
塗装業界では、工事を依頼した業者(元請け)が下請けに発注する事が多々あります。
あなたが塗装工事を任せた業者に職人がいなければ下請けに発注する事になります。
更に下請けが忙しく工事ができない場合、更に孫請け(下請けの更に下請け)に発注する事もあります。
このような下請けに発注して工事を行う構造を多重構造と呼びます。
つまり塗装専門業者にお願いをしなければ、多重構造になり全くの別の会社が工事を行うことになります。
塗装業界が多重構造で成り立ってしまっている事により、お客様はその仕組みを把握して業者を選択しなければ知らぬ間に損をしてしまう事が多くあります。
多重構造によるデメリット
中間マージンで損している
中間マージンは仲介料の事です。
どこの会社も商売なので、100円の物を100円では売りません。
例えば、あなたが元請け(発注先)に120万円で塗装工事をお願いした場合、その元請け(発注先)は下請けに80万円で塗装工事を発注しており、元請け(発注先)は40万円の中間マージンを利益として得ます。
ただ実際に塗装をするのは下請けなのであなたは80万円の工事を行っている事になります。
更にその下請けが孫請けに60万円で塗装工事を発注していた場合、あなたは60万円の工事を行っている事になります。
中間マージンはお客様が支払う金額から発生します。
下請けの数が多ければ多いほど中間マージンが発生し、あなたがお願いした金額より実質大幅に安い工事になってしまっているという事になります。
多重構造は塗装の質が落ちる原因
多重構造により塗装の質を下げてしまっているケースがあります。
お客様からすれば120万円もの塗装工事だったとしても、塗装工事業者からすれば60万円の塗装工事になってしまいます。
塗装の品質は、適正な施工方法と丁寧さで変わるものです。
塗装工事を行う際にまず塗装工事専門業者は必ず実行予算を組みます。
実行予算とは、実際に塗装工事が行われた際にかかる予測した費用です。
請負う金額-実行予算=利益 となります。
実行予算の主な項目は
- 塗料代
- 人件費
- 消耗品
- 足場の費用
上記4つが塗装工事かかる実行予算の主な項目となります。
塗装工事を請負う金額が安ければ安いほど、実行予算も下がり塗装の質は下がります。
なぜなら塗装業社も利益をあげる為に工事をします。赤字をしてまで塗装工事はしません。
実行予算を下げる為に、上記4つのうちの塗料代と人件費を節約するしかありません。
従って塗装の品質が下がる可能性があると考えられます。
塗料を薄める
塗料代の節約で塗料を薄めて塗ると単純に塗料の使う量が減ります。
更に塗りやすくなり作業が早く終わります。
手抜き工事のリスク
人件費の節約は必要な期間より早く終わらせなければなりません。
早く終わらせるという事は急ぎの作業になる為、雑な作業になるという事も考えられます。
急いで仕事をすると人は誰しも余裕をもって作業するより雑になります。
見えない部分の工程を省く事も考えられます。
お客様が常に作業を見て確認する事はなかなか難しい事です。
多重構造によりあなたが知らない所で作業工程を省き適正な方法と丁寧な作業がなされないケースも多くあると考えられます。
直接塗装専門業社にお願いする事のメリット
直接塗装専門業者にお願いすると多重構造が起きない事によりいくつかのメリットがあります。
①価格の安さ
直接塗装専門業者にお願いする事で余計な中間マージンが発生しない分他の塗装工事業者と比べて費用を安く済ませる事ができます。
②質の良い塗装
あなたがお願いした金額そのままが塗装工事の費用になる為、質の悪い塗装工事になる可能性が低くなります。
塗装専門業者は最低必要な実行予算と利益を計算し塗装工事の見積を提出します。
つまり適正な施工方法と丁寧な仕事をする上での見積となります。
③伝達がスムーズ
見積から工事完了までの伝達がスムーズです。直接塗装専門業者と打合せをする事により、伝言ゲームがなくなり施工している職人に直接伝わります。
「言った、言わない」などのトラブルを回避できます。
アフターについても同じ事が言えます。
④最適な提案
塗装専門業社は塗装のプロです。
お家の塗装に必要な知識、経験、技術を持っています。
良い塗装方法や悪い塗装方法がわかります。
あなたが塗装するにあたって最適な提案ができます。
※豆知識※
塗料のグレードアップ中間マージンの費用があればその費用で塗料のグレードアップをさせることができます。
塗装工事は塗料のグレードにより耐久性と金額が変わります。
下記の順に費用と耐久性が高くなります。
アクリル→ウレタン→シリコン→無機→フッ素
予算があるのであれば、中間マージンに金額をかけず塗料のグレードに金額をかけ、耐久性を上げるのも一つの方法です。
まとめ
塗装工事は業者によって完成度が変わります。
塗装工事の全ての作業が職人の手によって行われるからです。
塗装業界は多重構造により、お客様が知らず知らずのうちに損をしてしまっている事が多いのが現実です。
多重構造を知った上で塗装の見積や施工をする事で、後になっても「○○社に頼んで良かった」と思える様な塗装工事を実現する事ができます。
塗装工事は高額な工事で一度失敗してしまうと取返しがつかない工事です。
失敗しない為に、塗装専門業者に直接問い合わせて御見積を取るようにしましょう。